アートクライミング・プランナーを検索して来られた方になにかの役にたてばと願って投稿いたます。
先日アートクライミング・プランナー(以下 アートクライミング)から「在宅のお仕事に興味ありませんか」という勧誘電話がありました。
まずは「家庭に埋もれている能力の発掘と、アウトソーシングでコスト削減したい企業を応援する」というアートクライミングの一連のセールストークを聞きました。
その後「在宅で仕事をすることには興味ないが、当方は自営業なので、経理のコスト削減の話には興味があるので、そちらの方の話を伺いたい」と申し 出ました。
「仕事を貰う話ではなく、仕事を依頼する話を聞きたい」という私の意図をテレアポのお姉さんに理解してもらうのにはかなり苦労しましたが、最終的
に「それは部署が違うので、改めてそちらの部署から電話する」ということで、電話を切りました。
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数日後アートクライミング・プランナー(株)経営コンサルタント事業部から電話がありました。
以下アートクライミング・プランナーのクライアントに対するセールストークの概要をあげます。(セールストークなので真偽のほどはわかりませんが、矛盾してます)
・料金は基本的に伝票の処理枚数で計算するので明瞭。
・会計業務(会計記帳代行・決算書及び科目内訳書作成)は、総て本社の社員が行う。
・本社社員は、一流会計事務所での経験を積んだ者も大勢おり、能力・経験共不足はない。
・月次訪問は、アートクライミング・プランナー社と契約した代理店が行う。
・税務申告には業務外だが、提携の会計・税理士事務所等を紹介する。
「先日の人材育成部門からの電話では、経験が無くても通信教育をすれば在宅スタッフになれることを強調されていた。実務経験のないスタッフが仕事
を受注するのは不安」(当方)
・会計業務は総て本社のスタッフで行い在宅スタッフがすることはない(きっぱり)
「それでは、いくら試験にパスしたとはいえ、やはり実務経験の無い人が会計業務をするのか?」
・すぐ会計業務をすることはない。まずは領収書貼りとかの補佐的な業務、または別部門の業務の名刺のデータ打ち込みなどをしてもらう。
「会計業務をするのに、何故簿記の資格でなくてビジコンの資格が必要なのか?」
・クライアントが希望する。
「私はクライアントの立場ですが、そんなことは全く希望しない」云々いろいろ言ったのですが、
「お客様には人材育成部門のことは関係ない。どうしてそんなにこだわるのか」みたいなことではぐらかされました。
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1週間後、見積書が送られてきました。見積もり額は、アートクライミング・プランナー社いわく「根拠不明瞭な税理士事務所の顧問料」と大差
ありませんでした。納期が書類受け取り後1ヶ月以内というのも魅力的ではありません。
数日後、「見積書ごらんになりましたか?」と電話がありました。「お宅の会社に信頼がおけないので頼まない」ということを伝えると、あっ
さり諦められたようです。熱心な営業はありませんでした。
以上の体験から、アートクライミング・プランナー社はクライアントにとってあまり魅力的な会社ではなく、営業活動にも熱心ではありません。やはり真のクライアントは、在宅ワ
ーカーを希望する方たちなのだろうと推察いたします。
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